保険を見直し

 テレビでよく連呼されているフレーズだが,現実のものに。昨年の春,大腸がんの検査をしたときにポリープが発見され,たぶん良性だから1年以内を目処に切除しましょうということになった。私が検査した病院は大学病院で,そこのルールでは内視鏡検査時にはポリープを発見しても切除しないということになっていた。2泊の入院が必要だというのだ。夏の予定をやりくりして3日空け,手術と入院をした。人生で初めて入院した。部屋代をけちったので,嘔吐くレベルの汚さだったが,それはさておき,入院保険に入っている自覚はあったので,退院後すぐに受け取れる金額を確認した。すると,手術費の一部は保険が下りるが,入院費用は出ないというのだ。1日いくらという計算をすると思ったので,正直驚いた。保険が古いタイプだったのだ。ずいぶん昔からかけている保険で,内容など細かく気にしたことはなかったのだが,たしか5日以上からしか入院費用は出ないということになっていた。いまどき1泊,2泊で済む入院治療も多いわけだから,時代遅れは否めない。

 そこで新しいものに切り替えることにした。これを期に結婚前から継続している保険をいくつか見直した。解約して結婚後に入った保険にいろいろオプションを追加する作戦でいくことになった。調べてみると対応する範囲の広いものや,自分の年齢に合ったものなど新しいタイプの保険はいろいろある。時代のニーズに敏感に変化をしていくものだから,そんなものなのだろうけれど,病気の治療をするまで,保険には入っていても内容を気にしたことはなかった。入るときはいろいろ考えて入っているつもりでも,意外と足りていない。健康なうちは病気のことなどまじめに考えることはないということなのだろう。ちなみに病理検査の結果ポリープは良性で問題はありませんでした。

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プラレール(本文とは関係ありません)