ピエール・リヴィエール
ミシェル・フーコーの「ピエール・リヴィエールの犯罪」を久しぶりに読もうと思ったのだが,本がどこにいったのやら状態に。本棚にあるはずだが,本がちょっと多くなりすぎて探すのに根気が要るのに加えて,何かの本の後ろに隠れている可能性も高く,そうなると発掘作業は困難を極める。それなら買うかという結論に。インターネットで本が買えるのは便利だと痛感する瞬間。検索すると河出文庫から新訳が8年くらい前に出ていて,それにした。
私の最近の検索&購入履歴からオススメの本が出てくるが,アリス・ミラーがいくつか。子を持つ親なら読んでおきたいものばかりだが,正直重い。
ピエール・リヴィエールは永山則夫を思わせる部分もあるが,若い時には類似性は分かっても,永山則夫の気持ちというか何たるかは,正直分かっていなかった。親になって家庭環境,子供に注ぐ愛情などということを考えるようになると,何だかいろいろ思うところも出てくる。ピエール・リヴィエール読んだら、アリス・ミラーも読むとするか。